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2018.6.15

グァテマラCOE2018審査会レポート

コーヒーのある風景

 

 

2018年6月4日~7日にグァテマラの首都、グァテマラシティでカップオブエクセレンス・2018グァテマラ国際審査会が開催されました。入国の翌日にグァテマラシティから西南に40kmほどのところにあるフエゴ火山が噴火しました。近隣のアンティグアは大変な被害を受け、多数の方が亡くなり未だ行方不明者もかなりの数に上るという痛ましい災害に見舞われました。アンティグアはコーヒーの産地としても有名で、生産者の方も被害を受けたそうです。私たちが滞在していたグァテマラシティにも火山灰が降り注ぎ、空港も閉鎖となり、何人かの審査委員に影響が出ました。そんな波乱の幕開けで今年の審査会はスタートしました。

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1日目は国際審査員同士の味の基準を確認するカリブレーションを行いました。80点以下のコーヒー、80点~84点のコーヒー、85点~88点のコーヒーと品質の違うカップをランダムに並べてのデモンストレーションやFullyWashed,Honey,Naturalの処理方法の違うものを並べてのテストカッピングなど4ラウンド行いました。基本的なことなのですが、普段、それぞれの国で違うカッピングホームを使用している方もいらっしゃるので、すり合わせは大事になってきます。最高点と最低点はスコアから除外されるのもカップオブエクセレンスの評価ルールとなっています。

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今年は、176のロットが参加し国内審査会に92ロットが進み、更にナショナルカッパーにより40ロットに絞られたものが国際審査会に進出しました。

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1ラウンド4セッション行い、1セッションごとに審査委員によるジャッジの採点評価とコメントをディスカッションします。採点した点数とどんなコーヒーだったのかプロファイルを発表します。品種や製法など様々でス晴らしフレーバーを有するコーヒーがあり審査委員たちもワクワクしながらカッピングを楽しみました。

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今年は34ロットがカップオブエクセレンスの栄誉を勝ち取りました。トップ10では常連だったEi Injertoが入れず新たな新たなマイクロロットが上位に上がってきていました。ゲイシャ、パカマラそしてNatural製法と中米の流行にしっかり乗っています。

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今年の優勝ファームのオーナー、ウエウエテナンゴのLa Reforma y AnexosさんゲイシャのFullyWasfedで見事90,73点のスコアで見事栄冠に輝きました。娘さんとのショット。

 

今回はフエゴ火山噴火から始まり、審査結果では、トップ店常連農園が下位に落ちるなど波乱の審査会となりましたが、生産者の皆さんの品質向上への熱意とコーヒーへの愛情を感じられた素晴らしい審査会でした。近日オークションが有りますので、是非この素晴らしいコーヒーのどれかを落札し、皆様にお届けできればと思います。

 

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2018.6.14

新宿本社のご紹介

コーヒーのある風景

あらためまして、新宿区百人町にある新宿本社のご紹介です。

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弊社社長はコーヒー業界に携わり63年、Cup of Excellenceに当初より参画し、日本で初めてのCOE落札企業でもあります。

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2年前より本社1階にイタリア製熱風式焙煎機「ペトロンチーニ」を導入し、日々焙煎しています。

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また本社ではコーヒーや抽出器具、各種食材などの小売販売も行っています。

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どうぞお気軽にお立ち寄り下さい!

 

 

【トーアコーヒー新宿本社】

月曜日~金曜日(9:00-18:00)

〒169-0073

東京都新宿区百人町1-23-13

2018.6.8

第11回リトリート一日体験レポート

コーヒーのある風景

6月6日(水)に八王子の大学セミナーハウスにて行われたSCAJ主催リトリート(焙煎合宿)の一日体験セミナーに参加してきました。

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今年のテーマは「如何にして素晴らしいスペシャルティコーヒーのフレーバープロファイルをロースティングによって再現するか」です。

 

トップスペシャルティ、スペシャルティ、ロースペシャルティ3種類の生豆を各々の目的に合わせて焙煎し、評価していきます。

 

今年は使用できる焙煎機も多く、初めて触れる焙煎機もありました。

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チーム毎に焙煎した豆をその都度カッピングし、次のロースティングに活かします。

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講演会ではSCAJ会長の講話を始め、講師の皆様の興味深いお話に非常に勉強させて頂きました。最後にパネルディスカッションもあり、会場は大いに盛り上がっていました。

 

 

最後にSCAJローストマスターズ委員会の方々を始め、沢山のご協力のお陰で貴重な勉強の機会を与えて頂き、感謝致します。

 

参加者の方々も大変お疲れ様でした!