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2018.11.5

2018年COEブラジル 出張レポート Vol.1

イベント

2018ブラジル カップオブエクセレンス

「国際審査会参画レポート」

2018年10月15日~21日にブラジルのミナスジェライス州グァシュペという町でカップオブエクセレンス・2018ブラジル国際審査会が開催されました。グァシュペはブラジル国内で最大規模を誇る生産者共同組合(コーシュペ)がある街で、大規模なドライミルが有ります。

 

 

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通常カップオブエクセレンスの審査会はFullywashedもNaturalも関係なく一緒に審査を行いますが、ブラジルは、他国の審査会と違いPulped Natural と Naturalのそれぞれのプロセスごとにわけ品評会が行われます。その為日程も長くコーヒー好きにはたまらない審査会です。

 

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カリブレーション

今回のBrazil CUP OF EXCELLENCEの国際審査会に残ったロット数は、Pulped Naturalが国内Pre Selection408サンプル中、国際審査会に上がってきたのが37ロット。Naturalは、Pre Selection527サンプル中、国際審査会に上がってきたのが40ロットでした。

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National カッパーに聞きましたが、サンプルが500以上集まると、中には明らかにスペシャルティコーヒーでは無いコーヒー喪混ざっているので、いろんな意味で大変だったといっていました。

National Conpetition では、Natural と PalpedNaturalで審査員を入れ替えて審査します。1テーブル10カップを1日10セッションとして1000カップを見るのに10日かかります。国内審査会はそれを2ラウンド行います。

 

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今回私は、テーブルリーダーを全日程任されました。テーブルリーダーは、何をするのかというと、カップにお湯を注ぐスタッフがちゃんと出来てるか(溢れさせたらカップをチェンジさせる)やカップにフェノールなど異常があった場合、ヘッドジャッジに伝える役や時間を管理する役割をします。

1ラウンド4セッションで行われ個々で86点以上の点数が付かないと脱落してしまいます。

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カリブレーションでは、世界中の審査委員の評価基準を合わせるために80点前後のカップ、85点前後のカップ、90点前後のカップをそれぞれランダムに並べ、カッピングし、自己評価とのズレを修正する時間です。