今期新たに設備投資されたパティオ(乾燥場)
昨年まで無かったSuspended Terrace(アフリカンベッド)とグリーンのシェイドカバーが新たに増設されていました。設備投資による価格の上昇が木になりますが、品質向上策も大事です。
ブラジルのラブラス大学のフラビオ・ボーレン博士の乾燥温度の重要性を実践した形となりました。
日向と日陰で14度も違いました。シェードの真ん中辺りはもっと気温差がありました。かなり効果的といえます。
昨年までの黒いシートにくるむやり方は今年はやっていませんでした。
アフリカンベッドに厚さ4㎝に敷き詰め日中は常に攪拌し続けます。夜間はシートで覆い休ませます。チェリーの水分量が20%になるまで乾かし、その後最後の2日間はパティオで仕上げます。1パレットに60kgのチェリーが乾燥コ農ですが、グリーンにすると10kgにしかなりません。こちらでは51台のベッドが有りますので、フルに使用しても510kg/1回8,5袋しか出来ません。
乾燥にムラが出来ないよう毎日作業者が丁寧に攪拌するのは大変な事です。
後味の汚れ・切れのなさを「コク」「飲み応え」と誤解されてませんか?