トーアコーヒーが毎年買付けているインド南西部に位置するカルナータカ州にあるチクマガルール近郊にある農園に買い付け出張に行って来ました。
朝は霧が立ち込める幻想的な風景が印象的な標高1100mほどに位置する自然豊かな場所です。
作業者の朝は7:30から始まります。収穫作業者は男性48名 女性72名 作業リーダー5名の125名です。繁忙期は外から臨時雇用で収穫作業者を集めます。点呼を済ますと収穫作業者は農場へと入っていきます。
まずは定番の土作りチェック。
この農園は化学肥料を使用せず自然環境に配慮した農法を厳守しています。土にミミズを飼う事で、土を柔らかくしたり、ミミズのおしっこが重要な肥料になっています。
苗床です。コーヒーの種から発芽させ、あっる程度大きくなるまでこちらで育てます。直射日光があたらな用に葉っぱで覆いをかぶせています。8ヶ月ぐらいで農場に移し替えます。
素晴らしいコーヒーを作るにはりょしつな土が不可欠です。
化学肥料を使い栄養コントロールをする事も可能ですが、こちらの農園は手間とコストがかかる農法を選んでいます。
その根底には自然環境に配慮した持続可能な農業の取り組みと農園主のこだわりが見えてきます。
後味の汚れ・切れのなさを「コク」「飲み応え」と誤解されてませんか?