生産者との新たな取り組み。
気候変動により、その土地の気候風土から作り上げられるコーヒーフレーバーが失われつつある昨今、各生産国で様々なアイデアと新しい技術で個性的なフレーバーを作りだそうとする生産者が出てきています。
※タンクの中にはコーヒーチェリーが入っています。二酸化炭素を注入し無酸素状態にし嫌気性のバクテリアによる発酵を行っている様子。
その中でも、今注目されている製法は、アナエロビックファーメンテーション・カーボニックマセレーション・グレンプロファーメンテーション・バクテリアファーメンテーションなど、コーヒー以外の様々な発酵技術を応用した製法です。
今回のインドの農場でも試作品としてグレンプロファーメンテーションで仕上げたマイクロロットを作っていただきました。
グレンプロと呼ばれるグリーンビーンを入れる袋を使用(新品)
試作品が入っている麻袋の山。
麻袋から取り出した脱穀前のチェリー。
おいしそうな香りがしていました。
カッピングが愉しみです。
昨年訪問した際に、テスト的に少量作っていただき、仕上げから8ヶ月後の品質チェックの結果をみて、良い感じでしたので今回は試作品として数十袋作っていただきました。
今年のお客様の反応がよければ、更なる増産を考えています。
入荷を楽しみにしていてください!
後味の汚れ・切れのなさを「コク」「飲み応え」と誤解されてませんか?