2018カップオブエクセレンス ブラジル
ディスカッション
セッションが終了するごとに、ディスカッションルームに行き、それぞれのカップの評価や感想を言い合います。外国人カッパーの中には日本人には分からない表現法をされる方が居るので、ここでいろんな方の表現を学び、言葉のボキャブラリーを増やして生きます。
青のポロシャツが国際審査委員、黄色のポロシャツが審査会をサポートしてくれるスタッフ、緑色のポロシャツはブラジルのスペシャルティコーヒー協会とスポンサーのSMCのスタッフです。
国際審査会が円滑に行われるように、カップの準備やお湯のの準備、又は、会場の整理整頓など細かなところまでサポートしてくれています。審査会をサポートしてくれているスタッフ無しでは、カップオブエクセレンスの国際審査会は成立しません。審査を行う立場としても気が抜けないと感じさせられます。
アクティビティ
審査会の合間におこなったアクティビティにて、ブラジルスペシャルティコーヒー協会の設立メンバー並びに歴代会長が駆けつけていました。これだけのメンバーが揃うのはなかなか無い貴重な時間となりました。
余談ですが、来年は、カップオブエクセレンスがスタートしてから20年のメモリアルイヤーです。
第1回はベストオブブラジルという名前でブラジルのラブラス大学で行われました。当時主流だったクラシカドールと呼ばれるコーヒー鑑定士を除外し消費国の名だたるカッパーを召集し品評会を行ったことから始まりました。
当時珍しかったインターネットオークションでアメリカやヨーロッパのバイヤーが高値(当時は2.6ドルぐらい)をつけ大成功を収めました。今の価格からすると凄い安い気がしますが、当時はまだNYCの価格が基準だったのでそれに比べるとはるかに高値で評価された事になります。現在でもコマーシャルコーヒーはNYCが基準となっています。今、カップオブエクセレンスがあるのは、ブラジルでの成功があったからこそです。
トーアコーヒーは日本の企業で始めてカップオブエクセレンスを落札しました。
後味の汚れ・切れのなさを「コク」「飲み応え」と誤解されてませんか?