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2019.2.28

スペシャルティコーヒー|インド買い付けレポートVol.2

コーヒーのある風景

サスティなビリティな関係

コーヒー生産者の社会保障

 

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インドはそれぞれの州により社会保障制度が異なるそうで、こちらの雇用体勢がインドの全てに当てはまりませんが、SCEは労働者の社会保障にも力を入れている会社で賃金も含め条件は良い方です。。特筆すべき点は、常雇いの方は住宅は無償、医療費無料、日本の年金に当たる保障はSCEが半分負担、託児所も完備となっています。

 

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農園内にある病院。こちらで無料で医療を受ける事が出来ます。

農場の基礎となる土作りと苗床

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有機の土壌作りをしている場所。

 

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こちらではミミズを飼育しています。ミミズのおしっこはコーヒー栽培には欠かせない有機のちっ素肥料です。この土とチェリーの皮の部分を発酵させたものと腐葉土を合わせオーガニック肥料として使用します。

 

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苗床。この農場では自分達で苗も育てます。

 

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チャンドラギリ。月の丘と訳します。この農場のメインの品種です。一般的にはサルチモールという名前の品種として知られていますが、インドではチャンドラギリという名前で呼ばれています。

続く。

http://toacoffee-online.com/shopdetail/000000000411/ct4/page1/recommend/

 

2019.2.26

スペシャルティコーヒー インド買い付けレポートVol.1

コーヒーのある風景

インド「Karadykan/Gangagiri/Attikan」

Natural & Washed COFFEE 買付け。

 

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1月27日からインド南西部に位置するカルナータカ州のチクマガグールに3つの農園を所有するSANGAMESHWAR COFFEE ESTATES(以後SCE)に行ってきました。

北緯13°に位置し標高は約900m~1300mの高原です。その為昼夜の寒暖の差があり朝晩は肌寒いくらいでした。低地のエリアではロブスタが栽培されていて、標高の高いところでアラビカ種が栽培されています。今は収穫時期のため乾季ですが、6月から8月にかけ雨季となります。昨年の雨季に豪雨があった為、収穫の時期も短くなり、収穫量も落ちたといっていました。

 

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ピッカー(収穫作業者)たちの朝。

 

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朝7:30にその日の作業者達の点呼を行います。(SCEでは常雇いと繁忙期だけの雇用と2つのグループに分けて点呼を採っています。)

 

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服装がばらばらなのは臨時雇い、青い布をつけているのが常雇いです。労働時間は1日8時間30分のお昼休憩があり残業も強制ではありませんがあります。賃金は317ルピ/1day(8h)(日本円にすると今のレートで、485円)残業は2倍増しでもらえるそうです。1日8時間の作業ノルマはアラビカ種で55kg/dayロブスタ種で70kg/dayです。30kgに満たない場合はギャラが半分になります。なぜロブスタ種とアラビカ種でノルマが違うかというと、地形的に低地(ロブスタ栽培エリア)はフラットに近く、高地(アラビカ種の栽培エリア)は傾斜がきついという作業的なものと、品種の差で基本的にアラビカ種よりもロブスタ種のほうが1本の木になる実の数が多い(例外もあります。)からです。日中は収穫、夕方は集荷したチェリーを水洗処理場に併設している乾燥場(パティオ)での作業があります。

 

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続く。

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2019.2.12

2019コーヒーサミットレポート

コーヒーのある風景

先週末に行われた、東日本コーヒー商工組合主催の「コーヒーサミット2019」にトーアコーヒーも参画してきました。

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当日は寒い中、入場制限がかかり大変多くの方にお待ちいただいてしまいました。

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トーアコーヒーは、カップオブエクセレンスの1位(エルサルバドル パカマラ ハニー)2位(グァテマラ・ゲイシャ)3位(ニカラグア パカマラ )を反則技で無料試飲を行ったほか、キングアーサーブレンドと新発売のトーアコレクションを試飲アピールいたしました。

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お陰様で、皆様から大変評価していただきました。

あまりの忙しさに途中試飲を切らしてしまったり、充分な説明が出来なかったりと反省点は多々ありましたが、皆様の「美味しい」の一言が何よりの成果でした。

次回のイベントにも参加を予定しておりますので、スケジュールが決まりましたらお知らせ致します。

ご来場頂いた皆様に感謝申し上げます。有難うございました。