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2017.2.22

2017年 中米出張レポート/コスタリカ偏 Vol.1

コーヒーのある風景

中米 コスタリカは、標高の高いエリアが多く「ゲイシャ種」や斬新な処理方法でフレーバーを追求する高品質コーヒーで注目を集めています。

 

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数年前にはWBCでチャンピオンを輩出するほど生産だけでなく、抽出においても進んでいる国の一つです。今回アテンドして頂いたリカルドさんはWBCのチャンピオンです。

 

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※写真左手がリカルドさん

 

小規模から零細の農園をいくつか回ってきました。

ロドリゴ オービエロさんの農園。

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標高1240m 首都のサン ホセから車で50kmのウエストバレーにある農園です。ウエストバレーはCOEでも多くの入賞ロットを輩出する素晴らしいエリアです。

この生産者の兄弟がスタバで働いているらしく、10年位前から近くの農園がスタバのテスト農園となっているという話しです。サルバドルからお兄さんがゲイシャを持ち込んだとの事で、現在400本のゲイシャが植えられています。
その他にもサンド ロケ(SL28)やモカ、カトゥーラなどを植えています。

 

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特に驚いたのは、SL28のチェリーを食べた時に、ゲイシャのような、パパイヤやライチのような風味が果肉からしたことです。

農園の管理や良いコーヒーを育てる努力を惜しまない姿勢を感じられました。


2つ目の農園は、ボルカン アズール(青い火山)という名前の農園です。標高は1500m~1700mに位置します。

 

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COEに入賞している特級農園の1つです。
生産者のアレホさんは、スペシャルティコーヒーに対する情熱が半端でない1890年から代々続く農園に誇りを持っている方でした。
ゲイシャをはじめ、SL系やビラサルチ サルチモール ナチュラルデカフェなどを植えています。

 

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以前のCOEで、ビラサルチで85点を取った経験を持っているほど、土壌や生産方法、収穫 処理まで徹底した品質管理を行っています。

 

この農園でもっとも興味を惹かれたのは、チェリーの収穫をする労働者に支払うコストです。

 

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黒いボックスを持った写真がありますが、あのボックスにチェリーを一杯(5kg位)にしてアズールコイン1枚(2ドル)

計算すると lb/20ct 位賃金を払っていると行っていました。

収穫作業者にきちんと賃金を支払うことで、チェリー1粒の熟度管理だったり区画後とのトレーサビリティを担保する事が出来るといいます。

 

 

2017.2.21

2017年中米産地レポート/ニカラグア Vol.4

コーヒーのある風景

エルケッツァールでは、学校、病院、食事の配給など、農園に従事する方の労働環境にも配慮して経営されています。

 

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今年は12月に季節はずれの雨がふり、気候が変動していると、パコさんは言っていました。この季節に花が咲く事は珍しく、9ヶ月後には実をつけるそうです。収穫の時期が変わってくるかもしれません。

 

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エルケッツァールの1番高い区画です。下の区画と異なり傾斜がかなりきついです。新たに区画を整備し新しい木を植えるとの事です。品質向上の伸びしろがまだまだありそうです。

 

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アメリカのロースターのリクエストでハニープロセスやナチュラルの生産も始めていました。

今期から農園で一番標高の高い区画のコーヒーを分けてもらえるようになりました。酸の質の違いを是非とも見ていただきたいです。

エル・ケッツァール農園はソフトブレンドに配合されています。

2017.2.20

2017年中米産地レポート/ニカラグア偏 Vol.3

コーヒーのある風景

前の晩に醗酵槽に漬け込んだコーヒーを12時間後の早朝に取り出します。朝からなかなかの重労働です。

醗酵槽から取り出した水は、かなり汚れているので、浄化槽、ため池に流し中和した後川に戻されます。

 

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水洗処理のときに取りきれなかったチェリーの皮も混入しています。まずここでは、水路に木の棒を使いせき止め軽いチェリーの皮とゴミを先に取り出します。

 

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集めたチェリーの皮は回収し肥料等に再利用されます。

 

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コーヒーを取り出すだけでもかなりの時間と労力、そして多くの水を使用することに改めて気づかされました。

多くの人の力と豊かな自然があって、コーヒーが私達の元に届くのだと思うと1粒も無駄には出来ないなぁと感じました。