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2022.10.24

コーヒーの嫌気性発酵について。

コーヒー豆知識

皆さんはコーヒーの嫌気性発酵をご存じでしょうか?

嫌気性発酵(アナエロビックファーメンテーション)とは、コーヒーの精製方法のひとつで、収穫したコーヒーチェリーを密閉された容器に入れ、酸素がない環境で働く微生物を利用して発酵させる方法です。
これにより従来の好気性の発行時とは違った味わいやフレーバーを作り出すことが出来ます。
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(↑このような密閉されたタンクに入れ、通常2~3日間置いて発酵させます。)

弊社で現在取り扱いの嫌気性発酵のコーヒーは「インド/グンゲギリ」です。
インドグンゲギリ
こちらのコーヒーは、特別なバクテリアを付与させているわけではなく、チェリーの表面に付着している嫌気性のバクテリアの働きで発酵をさせています。
キャラメル・アプリコット・レッドベリーを想わせるコーヒーです。
どうぞこの機会にお試し下さい!

2021.1.21

オリジナル化繊フィルターのご紹介!

コーヒーのある風景

 

外出自粛ムードでご自宅で美味しいコーヒーを飲みたい!との声にお応えして、弊社直営店もご提供しているオリジナル化繊フィルターの淹れ方のご紹介です!

 

今回は弊社のキングアーサーブレンドを使って実際に抽出してみたいと思います。

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中挽きの粉12gを耐熱の容器に入れます。

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沸騰したお湯180gを優しく注ぎます。

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タイマーをセットし、3分浸します。

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3分経ったら化繊フィルターを使ってサーバーに液体を濾します。

(フィルターがサーバーからずれてしまう場合は、クリップなどで固定させると便利です)

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お気に入りのカップにコーヒーを注いで出来上がりです!

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コーヒー豆には原料が良質であればある程、香りや滑らかな質感といった美味しさが油分(オイル)にたくさん凝縮されています。

 

ペーパーフィルターで濾されてしまうオイルを化繊フィルターを使う事で十分にお楽しみ頂けます。

 

なお化繊フィルターには今回使用した台形タイプの他に、円錐のタイプもご用意しております。

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まだまだ寒い季節、ご自宅でも気分転換に美味しいコーヒーをお楽しみ下さいね!

 

 

2020.11.12

最近よく聞くデカフェってなに?

コーヒーと健康

あっという間に2020年も終盤ですね。今年は外出もしづらく、自宅でコーヒーを淹れる機会も多かったのはないでしょうか?

 

今回はトーアコーヒーでも取り扱っているデカフェのご紹介です。

(※デカフェとはdecaffeinatedの略で本来はカフェインが含まれている飲み物からカフェインを除去する事です)

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海外では既にデカフェはメジャーとなっていますが、日本ではまだまだ取り扱いの少ないのが現状です。

しかし最近は健康志向の方や、妊婦の方、夜にコーヒーを飲みたい方など様々なニーズからデカフェへの関心が高まってきています。デカフェはコーヒーのみならず、紅茶・緑茶・ウーロン茶などのデカフェも見受けられます。

 

現在トーアコーヒーで扱っているコロンビア「サン・アングスティン・デカフェ」はマウンテンウオータープロセスという製法でカフェインを除去しています。

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マウンテンウオーター製法とは、メキシコ最大の山「Pico de Orizaba」の天然水を使用したクリアな水に、高品質の生豆を浸して成分を抽出、活性炭フィルターを通す事によりカフェイン成分が除かれます。

カフェインを約97%以上除去したところで、カフェインが取り除かれたコーヒー可溶性成分の飽和水に浸し、乾燥させて汚れを取り除くと、生豆の状態となります。

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↑画像左が通常の生豆、右がデカフェ除去された生豆です。

 

メキシコのDescamex社にて薬品を使わず、安全にデカフェ処理されたそのコーヒーは、デカフェコーヒーとは思えない美味しさが味わえます。

 

また定番人気の200gパックに加えて、新しくお求めやすい100gパックも新登場です。

どうぞ秋の夜長にゆっくりとトーアコーヒーのデカフェをお楽しみ下さい。

 

コロンビア「デカフェ」200g

コロンビア「デカフェ」100g